28/07/2021 - 07/08/2021

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Baseball Olympic Games 2021 - Official Payoff

WBSCリッカルド・フラッカーリ会長署名記事 東京2020オリンピック・野球とソフトボールのオリンピック復帰まであと200日 

WBSCリッカルド・フラッカーリ会長署名記事 東京2020オリンピック・野球とソフトボールのオリンピック復帰まであと200日 
04/01/2021
2021年1月4日で東京2020オリンピック開催まで200日に迫った。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)リッカルド・フラッカーリ会長が待望の野球ソフトボールのオリンピック復帰とその先の未来について語る。

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)と世界の野球ソフトボール界は2021年を迎え、ついに東京2020オリンピック開催まで後200日に迫りました。野球ソフトボールのオリンピック復帰は逆境に直面した人類が分かち合ったその強さと回復の力の象徴となるでしょう。

私は楽観的かつ決然とした思いでこれからの一年をみています。そして野球ソフトボールの聖地の一つである日本で行われるオリンピックでの復帰を心待ちにしています。

日本の人気スポーツの一つである野球は、どこよりも早く最新の健康安全プロトコルや予防対策を率先して大会を行い、模範を示してきました。日本プロ野球(NPB)がオリンピック会場となる横浜スタジアムで11月に行なった試合では、安全な環境で1万人を超える観客を入れて感染対策の効果を検証しました。競技への強い思いが私たちが愛して止まない大群衆の応援の中でスポーツを楽しむことを可能にしたのです。

ソフトボールは、野球よりオリンピックで早く行われるため、開幕の2021年7月21日まですでに200日を切っています。ソフトボール大会はオリンピックの公式開会セレモニーに先駆け、その2日前に開幕します。最初の6試合は福島県あづま球場で行われますが、世界の人々は2011年東日本大震災での被災から驚くべき復興を遂げたこの地域を目にすることでしょう。

ソフトボール界と出場する6チーム(オーストラリア、カナダ、イタリア、日本、メキシコ、アメリカ)にとってオリンピックの最初を飾る大会としてプレーできること、そして福島でプレーすることによって福島と福島のみなさんの復興を支援できることを心より光栄に思います。私たちはソフトボールの素晴らしさを披露するためだけにプレーするのではなく、素晴らしいオリンピックとなるよう最高のスタートを切りたいと思います。

東京2020までの流れは、まだこれから検討していかなければなりません。WBSCはオリンピック野球大会出場の最後の2枠を決めるため、関係組織と頻繁に連絡を取り合いながらアメリカ大陸野球オリンピック予選と最終野球オリンピック予選の日程を決定します。東京2020にはすでに日本、イスラエル、メキシコ、韓国の4チームの出場に加え、残りの予選から強力な顔ぶれが揃うことを楽しみにしております。

1992年から2008年までオリンピックで野球とソフトボールが実施(野球5回、ソフトボール4回)されていましたが、今回の待望のオリンピック復帰は世界の野球ソフトボール界にとって歴史に残る出来事です。しかし、私たちの競技はオリンピックムーブメントに大きく貢献しており、東京2020で終わることなくその先のロサンゼルス2028オリンピック、さらにその先も見据えていかなければなりません。例えば、アクセスしやすく社会包括的なアーバン型ベースボール5はオリンピック初の男女混合チーム競技として2026ダカール・ユースオリンピックでデビューすることが決まりました。

また、私たちはさらなる競技発展と野球ソフトボール人口10億人達成に向け、さまざまなパートナーと日々協議を重ねております。WBSCは新たによりダイナミックで若者を対象とした E-Sportsもはじめました。これにより野球ソフトボールの新たなゲーマーやファンの拡大が期待されます。

未来に向けての期待が膨らむとともに、数多くの挑戦も待ち受けています。しかし国際オリンピック委員会と東京2020組織委員会はポストコロナの世界に合わせたオリンピック競技を実施するため尽力してくださることに違いありません。

もちろん、世界の野球ソフトボール界はみなオリンピックムーブメントに賛同しオリンピックの価値を推進するためにはできることをなんでもやるつもりです。団結して初めて私たちは競技が推進でき、そして誰も一人で戦っている訳ではないことを示すことができるのです。

これから200日後、再びオリンピックの舞台でアスリートがプレーする姿を目にする日を楽しみにしています。私たちを繋ぎ励ましているのは、揺るぎない競技への情熱、そしてオリンピックとその価値を強める努力です。人類が直面しているこの困難な時期を乗り越え、そのあとにやってくる輝く東京2020オリンピックへと向かい、ともに大きな一歩を踏み出しましょう。

リッカルド・フラッカーリ

WBSC会長